Compositor: JIN
ちいさくみじめにいきたせいめいが
しんではドアをたたくでしょう
ちいさなあるじはみかねる
いやなはなしだ
おおきくひろがるのどとどうたいは
しんだこころをとかすように
ゆっくりいのちをのみこみ
めをくりぬく
ねえきみもいのっちゃったんでしょう
ぼくにならまれたときにさ
そんなひそうせいしんが
だいこうぶつだ
ようこそわがたいないへ
あいとえごのしゅうちゃくてん
きみもすぐにうまれかわれる
かいぶつみたいですてきなことでしょう
ああかみさまなんでって
もういやだよとないたって
うけいれろよこれがさだめだ
つぎのつぎのつぎのぬしにけんめいしよう
しんわもいのちもひとのうんめいも
うっかりこいにおちるのも
ひっそりへびはわらいだす
ばかなことだ
ああ、なんだいなんだいもうたまらないね
くすんだこころをねぶるのは
ちいさな命にとりつき
めをうめこむ
ああ、きみにやどっちゃったんでしょう
めをあわせるのうりょくがさ
きみがこのひげきの
じょうおうなんだ
おうかしろよせいめいよ
あいとえごのがっしょうさい
ゆれるひびもくずれはじめる
はじめのひげきへあしなみあわせて
かえしてとなげいたって
もういやだよとないたって
しることかよ、それがさだめだ
ひどくもろくちゃちなひびはしょうめいだろう
なんてばかなせいめいだ
なんどでもあらがって
おなじひびへもどりはじめる
むぼうにぶざまに
ないてないてないてない
ああぶざまなせいめいよ
なんでだのというまえに
もとめすぎたつみにかしづけ
うつろなきせきがはじけてくずれて
もうなんだかいいやって
なんどもただないたって
おわりすらもじきにうすれる
つぎのつぎのつぎにくる
つぎのつぎのひを
つぎのつぎのつぎもちょうしょうしよう